: 2023年03月27日
3月6日(月)今年度第2回目となる看護部院内研修会が開催されました。
今回のテーマは「摂食・嚥下障害看護~ポジショニング・車いすとベッドの基礎編~」。
琵琶湖中央リハビリテーション病院「嚥下障害看護認定看護師」の波瀬保代さんに講演いただきました。
「摂食・嚥下」とは、食べ物を認識して口へ運ぶ⇒噛んで胃まで送る、といった過程のことです。
「摂食・嚥下障害」は、脳血管疾患や歯の欠損、心理的な問題など、様々な要因によってこれら一連の
過程が障害されること。
今回は、こういった障害のある方が安全に食事をするために必要なポジショニング(姿勢)について、
ベッド上・車いすのケースをそれぞれ学びました。
当院の患者さまの中にも、通常の座った姿勢で食事をとることが困難な方がいらっしゃいます。
そのような患者さまに、より安全にお食事をとっていただく、そして、「食べる」ことの喜びを伝えられるよう、
本日の学びを活かしていきたいと思います。