: 2018年09月25日
暑い夏が終わり季節は秋へ。もうすぐ冬がやってきます。毎年この時季は、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が大流行します。しかし、今年はすでに他府県でもインフルエンザが発生していたり…と、すでに大流行の空気が漂っています。
そんな中、本日、院内感染対策の研修会を開催しました。今回のテーマは『院内における集団感染の防止』について。院内感染対策委員長の中川医師が講師を務め、インフルエンザ・ノロウイルス・疥癬の3種類について詳しい説明を受けました。
たんに知識や対策方法を学ぶだけの講義内容ではなく、今回は、過去の事例を詳しく振り返りながらの講義内容となっていました。事細かに情報が時系列化されていたり、感染経路が分かりやすく図解式になっているスライドを見て、「そういえばあの時は大変だったな…」など、自然と記憶が呼び起こされ、過去を振り返ることで参加職員の顔つきから真剣さが感じられました。
中川医師の工夫の甲斐あり、対策を学ぶにあたって、たいへん有意義な研修会だったと思います。当院の患者さまは高齢の方が大半であるため、感染対策には特に気が抜けません。
今年も流行前から病院全体で備えていきたいと思います。