ゲストは当院の柳橋院長が率いるギターアンサンブルのポコ・リット（poco rit）。

いつもは司会役にまわっている柳橋院長ですが、本日は演奏者として登場！会場には早くから待ってくださっている患者さまたちの姿がありました。…ということで、さっそく柳橋院長のギター独奏からコンサートがスタート。

シューマンの“トロイメライ”など、しっとりと2曲演奏いただいきました。つづいて、ポコ・リットメンバーが加わり二重奏、四重奏と盛り上がっていき、計7曲を演奏いただきました。

前半はしっとりした楽曲を中心に、うなずいたり、目を閉じながら聴く患者さまの姿が見られたのに対し、後半はポピュラーソングを中心に展開されます。“赤いスイートピー”の四重奏では、メロディーが追いかけ合っているようなかわいらしい音色が響き、“異邦人”はクラシックギターならではの哀愁あふれる音色、最後の“コーヒールンバ”では、ちょっぴり激しい感じの音色で、患者さまたちを飽きさせることなく楽しませていました。

お釈迦さまの生誕をお祝いする“花祭り”がテーマとだけあって、たいへん思考の凝らされた楽曲プログラムになっており、ラストの“花祭り”でコンサートは終了。

朝に降っていた雨もあがって天候にも恵まれ、多くの方に足を運んでいただくことができました。ご来場いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。