3月1日（水）当院にて全職員対象の院内研修会が開催されました。

今回のテーマは「ユマニチュード」。
一般社団法人日本ユマニチュード学会理事兼事務局長の永井美保子さんにお越しいただき、
『優しさを伝えるケア技法ユマニチュード®』というテーマで講演いただきました。

     

「ユマニチュード」は、フランスで生まれたコミュニケーション・ケアの技法で、介護を通して人と人との絆を深める
ことを目的としています。

相手ときちんと目線を合わせて「見る」ことや、広く、やわらかく、包み込むように「触れる」こと。
患者さんに「あなたのことをちゃんと見ていますよ」「あなたのことを大切に思っていますよ」というメッセージを
伝えるための技術やプロセスを学びました。

   

たとえ認知症であっても、「一人の人間として向き合ってほしい、認めてほしい」といった気持ちは変わりません。
今回の学習内容は、介護の現場はもちろんのこと、日常生活におけるコミュニケーションの場においても重要で
あると感じました。

患者さま、ご家族、そして一緒に働くスタッフに対しても、優しさが“伝わる”関わりを心がけていきたいと思います。

「ユマニチュード」の技術は、医療の現場だけでなく、日常生活やご家族の介護など、誰もが活用できるものです。
興味がある方、学んでみたいと思われた方は、ぜひ下記HPにアクセスしてみてくださいね♪
https://jhuma.org/