当院では、昨年より「摂食・嚥下支援チーム」が活動しており、患者さまの「口から食べたい」という思いに
寄り添うべく、様々な職種が関わってサポートしています。

今回は、その活動の一環として、食事を摂るうえで重要な役割を果たす「口腔ケア」についての研修会を開催。
光吉歯科医院院長の光吉平先生にお越しいただき、『口腔ケアと多職種連携』をテーマに講演いただきました。

研修前半では、口腔ケアの目的や手順、ブラシや保湿剤等のツールの使い方について学習。
後半では、患者さまの「口から食べたい」という希望に寄り添うためには、患者さまが食べ物を口に入れてから
胃に運ぶまでのどの段階において障害があるのかを見極めること。そして、それに対してどのようにアプローチ
していく必要があるのかを検討していくことが重要であると学びました。

普段行っているケアや患者さまの対応について、病棟やリハビリスタッフからの質問にもお答えいただき、早速
現場で活かしていきたいと思います。

来月は、光吉歯科医院の歯科衛生士の方々にお越しいただき、病棟にて口腔ケアの実技講習が開催されるとのこと。
スタッフ一同、知識面、技術面ともにブラッシュアップしていきます！