: 2018年06月12日
4月入職した4名の看護師を対象に『他部署体験研修』を行いました。新人看護師の教育カリキュラムに沿って、薬剤や衛生材料などの知識を学ぶとともに、チーム医療におけるそれぞれの職種の役割を理解し、看護師の立場を再認識するための内容でした。
午前は薬局研修ということで、調剤しているところや薬剤の棚や保管場所などを見せてもらいました。薬事法に従って厳重管理されていることがよく分かり、新人看護師のみなさんにとっては新鮮だった様子。いろんな発見や気づきを話していました。
また、日本医療機能評価機構に報告された医薬品に関するさまざまなインシデント事例をもとに、医薬品の管理やカリウム製剤・抗菌薬・インスリン…などなど、薬局長から実務に直結する話をたくさん聴き、午前の部は終了しました。
続いて午後は、中央材料室での研修。洗浄や消毒、滅菌についての説明や、物品やコストの管理方法などを学びました。「パソコンのキーボードとトイレの便座、みなさんどちらの方が抵抗なく触れますか?」といった驚くような菌の量のお話からはじまり、みなさん目が点に(笑)。
さまざまな説明を受け、ルールに沿って倉庫で物品の取り出しやガーゼづくりの実践練習をしたりして、あっという間に3時間が過ぎました。
入職3ヶ月目に入ったタイミングで、いつもと違うまなざしで学んでもらえるよう、一日かけて“日常では見れない他部署の働き”を見れたのではないでしょうか。新人看護師のみなさん、明日からまた新たな気持ちで頑張ってくださいね!