医療関係者の皆様へ
地域連携室のごあんない

当院の地域連携室では、入院から退院までをMSW、看護師、社会福祉士など多職種が協同し、患者さまやご家族の方が安心して相談できる体制を整えています。また、急性期の治療を終えた患者さまが在宅治療に移るための中間医療機関としての役割に加え、在宅治療に移られた患者さまの支援などにも対応しています。
入院時のサポート業務
患者さまの入院についてのご相談は、現在入院中の急性期病院と当院の地域連携室がやりとりをさせていただきます。
入院受け入れの対応、ご家族の方との面談、入院決定の連絡業務などがメインですが、ご希望であれば院内見学も随時行わせていただいております。
介護保険サービスや制度などのことで“よく分からない” という方のための医療相談業務も全般的にお受けしております。
退院時のサポート業務
退院前のカンファレンスでその後の方向性が決まりましたら、そのお手伝いをさせていただきます。
ご自宅に退院される方は、ケアマネジャーや在宅医療・介護サービスの多職種間で連携をとりながら対応させていただきます。
更に療養・加療が必要な方へは、新しい生活の場のご紹介や各種お手続き等のお手伝いをさせていただきます。
紹介から入院までのながれ
入院に関する条件等
①急性期病院からの転院
- 急性期病院での治療が終了したが、引き続き治療やリハビリを希望され、在宅復帰や施設への再入所が困難である患者さま
- 入院期間の目安は3ヶ月~6ヶ月
(入院期間は医療区分などによって異なります。その間に、その後の方向性を決めるため、当院の医師・看護師をはじめとした多職種のスタッフが関わらせていただき、退院までサポートさせていただきます)
②在宅療養や施設からの入院
在宅や施設等で療養されている患者さまが下記のようなケースの場合、かかりつけ医からのご紹介で入院のお受入れを
ご相談させていただきます。
- 脱水を起こしたり食事摂取ができなくなるなどで体調が悪化したものの、急性期治療が必要でない患者さま
- 日々、介護されているご家族の方の看護・介護疲れを軽減するための一時的な患者さまのお受入れ
※入院のながれは、どちらも同じです。まずは当院の地域連携室までお問合せください。
※必ずしもご希望に添えない場合がございます。その際は了承くださいますようお願いいたします。